AFP認定研修で作成する提案書について、今日は説明したいと思います。
ファインシャル・プラニングにおける提案書の作成には次の6ステップがあります。
1.顧客との関係確立・明確化
プラニングの目的、プラニングによって期待できる効果の説明。
顧客とファイナンシャル・プランナー(FP)の役割分担・責任について明確にする。
提供するサービスの内容(期間など)や報酬の説明と合意。
2.顧客データの収集と目標の明確化
顧客の生活目標(住宅購入など)や希望を確認・明確にし、ライフイベント表を作成したり、顧客の現状を把握する。
3.顧客のファイナンス状態の分析・評価
現状のキャッシュフロー表、個人バランスシート、保障や税金の分析と問題点の把握。
4.プランの検討・作成・提示
問題の解決方法を検討し、複数の案をシュミレーションしたうえで、推奨案を決定し、対策後の分析のために対策後のキャッシュフローを分析、プランを提案書の形にする。
5.実行援助
商品やサービスの提案や、手続きを代行し、援助を行う。
6.プランの定期的見直し
原則、年に1度、もしくは顧客の希望や目標、環境(家庭、経済情勢、税制など)が変化した時にプランを見直し、現状にそったプランを考える。